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2013年11月28日木曜日

結婚する前にしておきたい6つの取り決め

19:49
昨日気がついたのだが、結婚してからもうかれこれ15年以上経ってしまっているらしい。あんな事やこんな事いろいろあったが、とりあえず今も一緒に暮らしている。

結婚する際、すでに結婚していた友人達から「最初が肝心だから、主導権は取りにいけ」などとマラソンの戦略のようなアドバイスをされたりしたのだが、いざ実行してみると相手も同じような戦法で臨んでくるわけで、一進一退を繰り返す将棋の名人戦さながらの勝負だったように思う。

その結果、スタートダッシュに失敗した若き勇者が、その後仏門をくぐり、ひっそりとその余生を過ごしているという体が現在の私である。
多くは語れないが、行間を読んで察していただければ幸いである。


今になって思うことだが、結婚生活をする上で大切なことは、いかに粛々と日常生活をこなせるかに尽きるのではないだろうか。
将来の夢や理想の夫婦像、何歳で子供を作って、何歳でマイホームを購入すると言ったライフプランが一致していても、お互いがストレスを抱えるような日常では、些細なことでもすぐに破綻してしまう可能性がある。
実際に、生活での折り合いがつかず離婚や結婚に踏み切れない人が多いというのは、良く聞く話である。

我家の場合、
結婚前にきっちりとしたルールを作成していなかったばかりに日々の生活ストレスに負け、世間的には非効率な夫婦になってしまったように感じる。
愛がストレスを緩和してくれる時間は、思ったほど長くはないのである。
以下に記すのは、同じ失敗をしないための私自身の覚書である。
パートナーによっては、そんなルールは必要がないかもしれないし、該当しないかもしれない。
決して押し付けたり、こうしましょうと言ったHOW TOではないことをご了解いただきたい。


1.覚書の作成
内容
お互いの結婚の意志を確認した後、出来れば親に報告をする前に行う。

下記2~6までの事項(必要があれば付け加える)をお互いに同意した上で書面にする。

効果

二人で取り決めた事を書面で残すことによって、言った言わないと言った不毛な水掛け論を防止することが出来る。もし、この段階でもめる場合、その後に控える結婚式や披露宴についてももめる可能性がある。後戻りが出来なくなる前に冷静に相手と将来を見据えたい。

2.年間予定表の作成

内容
休暇やレジャー、外食から結婚記念日、誕生日と言った各種イベントを記載した年間の大雑把な予定表を作成する。


効果

あらかじめ年間の予定を決めておけば、旅行の際のチケットや宿泊先の予約、レジャー資金などの準備はもちろん、気まぐれに「私、~に行きた~い!」と言った攻撃にも「じゃあ、来年ね。」の一言で解決することが出来る。

また、各種記念日をいつでも確認できるので、「あんな大事な日を忘れるなんて・・・」と言った面倒な問答をしなくてすむ。

3.婚姻生活の更新

内容
結婚3年後に、結婚生活をこのまま続けるのかどうかと言った話し合いを行う。
上記1で交わした覚書の不履行がある場合、その後6ヶ月間を観察期間とし、改善が見られない場合は、更新は行わない。(すなわち離婚すると言うこと)
また、現状の覚書に問題がないかの刷りあわせを行う。

2回目からは、特に問題がなければ自動更新。


効果
念には念を入れたつもりでも、育った環境の違う他人同士が一緒に生活すれば、想定外な出来事や発見も十分考えられる。結婚3年後に一度立ち止まって見直す事を前提にしておけば、お互いの傷は浅くて済むというもの。
この事項については、披露宴などで、親や親戚、友人達に公言しておくと、万が一のときに離婚しやすくなる。倫理的にどうなのか?と言った問題もあるが、何が起こるかわからないのが人生である。心を鬼にしてでも譲るべきではない事項である。

4.プライバシーの尊重

内容
休日の50%は、個人の自由に過ごすことが出来、お互いはどこに行って何をしてきたか等詮索してはならない。


効果
休日の半分を詮索されず自由に使えるので、かなりのストレス解消効果が期待できる。
「夫婦は一心同体」とういう考え方はそもそもおかしいと思う。

5.家事の工数化

内容
家事業務を工数化し、作業範囲に応じて見合った報酬を受け取ることとする。

一般には、旦那が給料全額を奥さんに渡し、奥さんがそれをやり繰りすると言った定量性が多いと思うが、この場合、旦那は奥さんに対し、支払い実費(光熱費や生活必需品)+家事をこなした工数分を対価として渡すことになる。

例えは良くないが、家政婦さんを雇うようなイメージ。


効果

現金および貯預金については、個人の資産にすることが出来る。

専業主婦であっても自由に使えるお金が出来、家事を行わない不良専業主婦を撲滅することも出来る。

また、小遣いを稼ぎたい旦那は家事を積極的に行うし、その逆もある。

一方、稼ぎの良くない旦那の場合は、仕事のほかに家事もやらなければいけないし、絶対的に収入が足りない場合は、奥さんも働きに出なければならない。

テレビや車など大きな買い物の場合、お互いが支出する。

6.晩御飯の取り扱いについて

内容
「晩御飯は外食」を標準にする。
一般には、「晩御飯は家で食べるのが基本」となっている家庭が多いと思うが、この場合、急なお誘いで軽く一杯などと言った時には、せっかく作った料理が無駄になるか※1、もしくは翌日の晩御飯になってしまう公算が高い。
ここはひとつ、「晩御飯は外食」をデフォルトにして、5時までに連絡なき場合は奥さんは一切作らないといった施策が適切なのではないかと思う。
基本的には、毎日家に電話することになり、帰宅予定時間や帰りがけの買い物などメリットの方が多いように感じる。
※1 我家では、見せしめの為なのか、これ見よがしで捨てられていることが多い。



その他、数をあげれば切りがないのだが、上記6点についてだけは、来世生まれ変わっても決して忘れないよう心に刻んでおいておきたい事項である。

もし、来世もカレー好きに生まれた場合は、週に一度はカレーにするという事項も忘れないでおこう。
それでは。
 
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